2014年8月5日  
 

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VWはトヨタに勝って世界一になれるか? 

人民網日本語版 2014年08月04日08:20

 今年1-6月、トヨタは傘下の日野自動車とダイハツの業績を加えると世界で510万台を販売したことになり、フォルクスワーゲン(VW)の497万台およびゼネラルモーターズ(GM)の492万台を抜き、再び世界一の座に輝いた。中国経済網が海外メディアの報道として伝えた。

▽トヨタに迫るVW

注意しなくてはならないのは、VWの上半期販売台数には大型トラック類が含まれていないことだ。国際分析機関は、傘下のトラックブランドのマンやスカニアの上半期販売台数が約10万台に達しているという。つまり、VWの上半期に販売台数は507万台に達して、トヨタとの距離が大幅に縮まるということだ。

海外メディアの報道によると、今年上半期のトヨタグループの世界での販売台数は前年同期比3.8%増加した。VWは同5.9%の増加だった。今年第2四半期(4-6月)、VWの生産台数は約257万台で(マンとスカニアの両ブランド車を含まず)、トヨタの251万台を抜いた。ここからわかることは、VWの世界規模での成長ペースがトヨタを上回ったということだ。

コンサルティング会社HISオートモーティブの日本人アナリストは、「VWの1-6月の世界市場での業績には目を見張るものがある。VWの販売台数増加は主に米国市場の貢献による。まず、米国経済が好転していること、次に、消費者の自動車購入の好みが伝統的な乗用車からトラックやSUVへと変化していること、こうした点がVWに有利に働いた」と話す。

▽中国市場が勝敗を決める

またトヨタもVWも、今では中国自動車市場を相当に重視しており、中国市場が将来、両社のどちらが販売台数世界一になるかを決定するとみられる。だが両ブランドの市場での業績には大きな開きがある。

今年上半期、VWの中国での販売台数は181万3千台で、同17.5%増加した。このうち輸入車は11万2千台、現地生産車は170万1千台で、合弁ブランドの上海大衆が85万1千台、一汽-大衆が85万台だった。


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コメント

最新コメント

ネットユーザー   2014-08-04182.250.240.*
別にVW、トヨタのスケールになったら、1位で誇らしいのは売上台数や売上額でなく、利益でしょ。経営内容です。

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