〇「異性との交流は50センチ以上離れること」
成都商報の2011年の報道によると、成都塩道街中学(中高一貫校)は、中学・高校生に対する礼儀教育の一環として、厳格な校則を定めている。同校関係者は、「本校では、中学生と高校生が異性と接する際の、妥当な物理的距離を定めている。一般的には、80センチから1メートルとし、50センチより近くなると親密な付き合いと見なされる。公共スペースで、生徒が異性と50センチ以内の距離で接した場合、教員が当人を注意、叱責し、重大なケースでは処分を行う」と述べた。
〇「学生寮の居室、ベッドの仕切りカーテン禁止」
西部商報の2009年の報道によると、蘭州理工大学に2009年度新入生が入学した際、新入生に配布された「宿舎管理規定」に、「衝撃的な」規定が見られた。学生寮の居室で、自分のベッドの周りを仕切りカーテンで囲むことが禁じられている。「自分をオープンにしようとしていない」という理由から、違反した学生は、20元から50元(約340円から850円)の罰金が科される。情状酌量の余地がある場合は、警告処分に留められる。
〇「落ちこぼれ」小学生は緑のスカーフを着用
華商報の2011年の報道によると、西安市未央区第一実験小学校の一部生徒が、緑色のスカーフを配られ、着用するよう指示された。同校の教員は、スカーフを着用させた目的について、「生徒を奨励するため」としているが、保護者は決してそのように受け取らず、成績が優れない生徒に「劣等生」のレッテルを貼りつける意図が含まれると解釈した。陝西省少年先鋒隊工作委員会(少工)委員会がこの問題に介入、調査した結果、同校では生徒に「緑のスカーフ」着用を強要することが廃止された。