今年も入学シーズンに入り、米国の各空港では、トランクを引く若者の姿が見られるようになった。彼らは異国・異郷での学習の旅を迎えようとしている。中国人留学生は近年、米国の留学生の主力軍になっており、その数は20万人以上に達している。中国広播網が伝えた。
ブルッキングス研究所は報告書の中で、「多くの留学生が、大都市を留学先として選択している。そのうちニューヨーク、南カリフォルニア、ボストンが、最も人気の高い留学先になっている。留学生のうち85%が、全米118都市に滞在している。2008−2012年の5年間で、留学生が米国の学校に218億ドルの学費、現地に128億ドルの生活費をもたらした」と指摘した。
イリノイ大学アーバナ・シャンペーン校国際事業部の関係者は、「中国人留学生は全体的に見て優秀な成績を収めており、積極的で向上心が強い。これらの留学生は卒業後、帰国や米国での就職を選択するが、いずれにせよ現地の経済発展を促進している。米国の大学には、中国人留学生が帰国してから、自分に合った仕事を見つけられるよう支援している所もある」と述べた。(編集YF)
「人民網日本語版」2014年9月9日