このほど北京で開催された2014年の国家公的派遣海外留学生の事前ビデオ研修会で明らかにされたところによると、中国はこれまでに海外の大学、教育機関、科学研究機関約160カ所と協力合意に調印した。近年は公的派遣留学の規模が拡大を続け、公的派遣留学生の1年あたりの選抜規模は1996年の2044人から、14年の2万1350人に増えて約11倍増加した。13年には国家留学基金が支援した各国への留学生や来中留学生は計7万1740人に上った。
留学基金管理委員会は今年、「国際機関実習プロジェクト」をスタートし、周辺国、中・東欧各国との一連の人材交流、人材育成、国情の研究をテーマとした海外留学プロジェクトを重点的に実施し、専門知識に精通した一群の人材を育成し、地域問題の研究水準を引き上げ、地震、海洋、航空宇宙、農作物種子産業といった国の戦略的重点分野、重要特定テーマが早急に必要とする人材の育成を重点的に支援している。(編集KS)
「人民網日本語版」2014年5月17日