中国の古都・陝西省咸陽市と日本の古都・京都府宇治市は友好都市である。咸陽市の小学生が書いた手紙がこのほど、宇治市大久保小学校に届いた。中国の小学生は手紙の中で自分たちの美しい故郷を紹介し、友好交流の意欲を伝えている。これを受け取った日本の小学生は手紙を嬉しく読み、中国の小学生に返事を書きたいということである。
中国の小学生は手紙の中で自分の故郷のエンジュの木の様子などを「花が咲くと、街はまるで白いドレスを纏ったようにとても美しくなります。日本の子供たちと友達になりたい。共に成長しよう」と書いている。また、宇治の団体が図書館の建設を支援してくれたことや、宇治市日中友好協会が書籍を寄付してくれたことに感謝の意を表した。
大久保小学校児童会は10月中旬に返事を送る予定である。児童会長の6年生の内藤鈴蘭(12歳)さんは「日本の景色や文化、歴史を紹介したい。エンジュの木の花をこの目で見たいなあ」と話した。児童会の6年生の多田源(11歳)は「外国人との文通は初めてなので、とても嬉しいです。中国の子供が何を学んでいるのかを知りたい」と話した。
中国国際放送局日本語版 2014年10月15日