2014年10月13日  
 

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中国のP2P融資 1-8月の成約額が2兆円以上に

人民網日本語版 2014年10月13日10:34

中国社会科学院金融研究所と中国証券報金牛理財網が共同で発表した「中国P2P融資業界の発展・評価報告」によると、中国は今や、世界最大のP2P融資(お金を借りたい個人とお金を貸したい個人をネット上で結びつける融資仲介サービス)市場に成長した。2014年8月31日の時点で、全国のP2P融資事業者は1357社に達し、年末までに1800社に達する見込み。P2P融資の貸出残高は580億9千万元(約1兆円)に達しており、1-8月の成約額は1250億元(約2兆1800億円)を突破、年末までの成約額は2500億元(約4兆3700億円)を超える見込み。人民日報が伝えた。

同報告によると、現在のP2P融資業界は、市場参入条件がない、業界基準がない、監督管理機関がないといった問題を抱えており、業界全体が玉石混淆で、規則違反や違法行為が頻繁に発生し、運営モデルも徐々に分化している。政府による介入と監督管理が不足していることから関連の法律・法規が整っておらず、リスク管理技術も立ち遅れているため、市場規模の急速な拡大に伴い、P2P融資のリスクも高まり続けており、問題のある事業者が全体の17%を占めている。(編集SN)

「人民網日本語版」2014年10月13日

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