〇香山と西山:APEC連休中通して鑑賞のベストシーズン
香山公園と西山公園はいずれも、北京の西北部郊外、西山山脈にあり、互いに近い場所にあることから、気候条件は良く似ている。毎年、紅葉の見ごろは10月下旬から11月中旬で、APEC連休期間が全てベストシーズンに入っている。現在すでに、やや色づき始めている。先週末に香山を訪れた観光客は12万人を上回り、最高記録を更新した。
香山公園担当者よると、園全体の平均紅葉率は、すでに46%に達したという。鑑賞ポイントとして最適な場所は2カ所ある。山頂とロープウェイ沿線の紅葉率は55%で、これらは遠景で鑑賞するベストポイントだ。一方、近くから紅葉を楽しむには、南山森玉笏観光エリアが一番で、現在最も紅葉が進んでおり、紅葉率は60%を上回っている。
このほか、香山と隣接する巨大な西山国家森林公園の紅葉まつりも開幕した。園内の最高峰・鬼笑石の真向かいには、香山の香炉峰(鬼見愁)が眺望できる。晴天の日に鬼笑石に立つと、北京を一望することができる。(編集KM)
「人民網日本語版」2014年10月22日