北京鉄道局は、アジア太平洋経済協力会議(APEC)開催に絡む北京の連休中、6方面に向かう「マイカー輸送専用列車」を運行することを明らかにした。人民網が伝えた。
今回のマイカー輸送専用列車の利用方法は、さらに多様化し、利用客は各自の状況や需要に応じ、片道利用もしくは往復利用を選択することができる。また、利用者本人の目的地への移動手段についても、選ぶことができる。
マイカー輸送専用列車の利用客は、自身の需要によって、短距離ピックアップ、ホテル予約、観光地優待入場券予約、ガイド予約、目的地でのマイカー旅行ナビゲート予約、往復列車チケット予約などのオプショナルサービスを申し込むことが可能で、各オプショナルサービスの費用は、利用客の追加負担となる。
利用客が、愛車を北京大紅門駅に送り届けると、駅の貨物輸送営業部門が、車内荷物の安全検査を実施する。次に、担当係員が車の積み下ろしを責任もって行い、自家用車が持ち主と共に、無事目的地に到着できるよう万全を尽くす。
マイカー専用列車に積載可能な自家用車は、車長5.5m以内、車幅1.9m以内、車高1.9m以内、タイヤ直径0.86m以内、シャシー厚12ミリ以内、座席数7席以下の小型乗用車。マイカー輸送専用列車の輸送料金は、原則的に、輸送距離の長さと車の外寸によって決まる。車長4.9m以内かつ車高1.7m以内が小型車、車長5.5m以内かつ車高1.9m以内が大型車に分類される。
北京市鉄道局によると、今後、季節による特徴や旅客のニーズにもとづき、国内のさまざまな目的地に向かうマイカー輸送専用列車を運行する計画という。(編集KM)
「人民網日本語版」2014年10月16日