2014年11月14日  
 

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日本の「嫌中本」、日本人読者から不評

日本で身の置き所が無くなる著者

人民網日本語版 2014年11月14日07:43

「なぜ中国から離れると日本はうまくいくのか」「帝国としての中国: 覇権の論理と現実」などの「嫌中本」が、ここ数年日本で続々と出版され、書店の目立つコーナーに置かれている。 環球時報が伝えた。

日本の右翼学者には、著書を出版して中国を批判する人物が多い。その中でも有名な中西輝政氏は、「新しい歴史教科書をつくる会」の理事を務め、教科書編纂に取り組んだことがある。また、靖国神社崇敬奉賛会青年部の顧問を務めている。代表作に「帝国としての中国: 覇権の論理と現実」がある。「嫌中派」であると同時に、彼は、日本についてしきりに称賛しており、「日本の文明は独特かつ高尚で、どこの文明圏にも属さない世界で唯一の国家である」と、独特の文明論を広く主張している。

「嫌中本」は続々と出版されているが、日本の民衆もこれらの著書に真剣に取り合っている訳ではなく、それら内容は真実味に欠けるものだという認識を持っている。毎日新聞の最新調査によると、日本人の約5割は、「嫌中本は、中日関係の悪化を招く」と思っており、約2割の人が「日本への不安や不満のはけ口になっている」と答えた。したがって、中国を毛嫌いし、罵るような内容の本を出した著者は、日本で自分の身の置き所が無くなってしまう結果となり、せいぜい右翼勢力の中だけで影響力を保つことしかできなくなった。(編集KM)

「人民網日本語版」2014年11月14日

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