「ザ・ハンガー・ゲームズ:モッキングジェイ パート1」や「はじまりのうた」の公開日が変更となり、今年に公開されるハリウッド大作は、21日に封切られる「フューリー」のみとなった。法制晩報が報じた。
映画館での上映予定を見ると、21日に公開される「ライズ オブ レジェンド」や12日に封切られた「インターステラー」の攻勢を受け、「フューリー」は影をひそめる形となっている。第二次世界大戦が舞台となっていることや宣伝不足であることも重なり、「フューリー」は前途多難となっている。
多くの映画館は取材に対して、「主演のブラッド・ピットの集客力や北米で高かった評価に期待するしかない」との見方を示した。
「ザ・ハンガー・ゲームズ:モッキングジェイ パート1」は、春節(来年2月19日)前の来年1月に公開される可能性が高いため、1月には、同映画のほか、「ベイマックス」や「ホビット:決戦のゆくえ」、「エクソダス:神と王」、「ナイト ミュージアム エジプト王の秘密」、「はじまりのうた」など、ハリウッド大作6本が一気に公開され、しのぎを削ることになる。
映画情報誌「ハリウッド・リポーター」やカナダの日刊紙「トロント・スター」など、多くのメディアは、中国の映画市場で来年1月、大ヒットする映画が誕生するのは間違いないと予測している。そして、ハリウッド映画は2014年大豊作で、15年には中国における興行収入がさらに増加し、米国の穴埋めには十分になるとの見方を示している。(編集KN)
「人民網日本語版」2014年11月21日