国家公文書局は13日、南京大虐殺資料関連動画(全7話)の第7話「日本戦犯の供述と取り調べ総括意見書」を公式サイトで公開した。
「日本戦犯の供述と取り調べ総括意見書」では、中央公文書館が収蔵する「佐々木到一に対する検挙・取り調べ総結意見書」「日本戦犯太田寿男の筆記・口頭供述」「日本戦犯中野忠之寿の筆記供述」「日本戦犯東口義一の供述」「日本戦犯永富博之の筆記供述」などの資料が紹介された。
国家公文書局の提供した資料によると、これらの日本の戦犯の一人である佐々木到一は、旧日本軍第16師団第30旅団の旅団長で、南京大虐殺の主犯の一人だった。1937年12月、佐々木到一は部隊を率いて南京大虐殺の犯罪行為を翌年1月まで行った。その部隊は、南京大虐殺で罪が最も重く、最も残忍な部隊の一つとされた。1945年8月、日本の無条件降伏後、佐々木到一はソ連軍に逮捕され、中国政府に引き渡された。(編集MA)
「人民網日本語版」2014年12月16日