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新年を控え高まる海外旅行熱 日本も人気

人民網日本語版 2014年12月15日15:59

欧米の伝統行事クリスマスや2015年の元旦が近づくにつれ、中国人の出境観光(アウトバウンド国際観光)市場も徐々に熱を帯びてきている。14日に複数の旅行会社を取材したところ、近場では日本、韓国、タイが人気で、長距離旅行では米国に人気が集まっている。人気旅行先では予約の増加率が50%以上上昇したところもあるという。中国新聞網が伝えた。

旅行サイト・携程網がまとめたデータによると、11月の中旬~下旬あたりから、クリスマス時期の旅行の予約者数が増加し、特にフリープランの伸びが著しい。日本と韓国のフリープランは増加率が50%を超えている。

多くの旅行会社が元旦を控えて、新春初詣ツアー、年末ショッピングツアー、温泉ツアー、スキーツアーなど多彩な商品をうち出す。日本は人気旅行先の一つで、予約増加率は50%を超える。中国人観光客に異国情緒に満ちた年越し体験を提供するため、多くの旅行会社が新春初詣ツアーをうち出している。12月31日の夜に団体で神社や寺院を訪れ、除夜の鐘を聴くというものだ。また日本式の温泉を体験するツアーもあり、雪を眺めながら露天風呂に浸かるのだという。

日本に人気があるのはなぜか。業界関係者の分析によると、最近の円安傾向とこれが続くとみられること、また今年10月に日本政府が外国人観光客を対象により優遇率の高い税還付政策をうち出したことなどにより、中国人観光客のお正月旅行で日本が候補地の筆頭になったのだという。

米国も査証(ビザ)をめぐる新政策という好材料が加わり、中国人観光客に熱い視線を注がれている。コストパフォーマンスの高いフリープラン商品をうち出す旅行会社もあり、行き先は東西海岸、グアム、ハワイなどの人気エリアをカバーする。多様化する観光旅行市場のパイの分け前に預かるため、多くの旅行会社が低価格戦争をしかけている。(編集KS)

「人民網日本語版」2014年12月15日

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