12月13日は今年から南京大虐殺の犠牲者を悼む国家追悼日となった。同日午前10時には、国家追悼式が南京市の中国侵略日本軍南京大虐殺遭難同胞記念館で開催された。中国共産党中央委員会総書記、国家主席、中央軍事委員会主席の習近平氏が出席した。
習氏は南京大虐殺の生存者代表である85歳の夏淑琴さんと壇上に上がり、国として犠牲者を追悼するために作られた鼎の除幕式を行った。祖先が日本軍に刀剣で惨殺されたという13歳の阮沢宇君も除幕式に参加。壇上のヒモが惹かれると、鼎を覆っていた幕が徐々に下がり、高さ1.65メートル、重さ2014キログラムの3足・円形の銅製の鼎が姿を現した。(編集KS)
「人民網日本語版」2014年12月13日