澳門(マカオ)は20日、祖国返還15周年を迎える。マカオはこの15年、政治の発展や経済の繁栄、社会の安定、国民生活の改善などで躍進し、「一国二制度」の偉大な事業は注目すべき成果を上げた。澳門の祖国返還15年の輝かしい発展の歩みを15のキーワードでたどった。新華網が伝えた。
(1)「愛国・愛澳門」
愛国・愛澳門は、澳門同胞の栄光の伝統であり、返還15年の発展や変化を後押しした社会的要因でもある。澳門人は返還後、愛国・愛澳門の精神を「中国の心、澳門の情」という言葉でも表現した。2006年には、澳門特区政府が「非高等教育制度綱要法」を改正し、「愛国・愛澳門」と国家と澳門への責任感育成を教育の総目標と定めた。昨年6月に澳門理工学院「一国二制度」研究センターが発表した調査によると、澳門社会の核心となる価値観のトップ3は「愛国・愛澳門」「一国二制度」「老人への敬意、子どもへの配慮、恩義の情」だった。「愛国・愛澳門」は澳門の人々の心に深く染み込んでいる。