中国証券監督管理委員会(証監会)の報道官は12日、上海先物取引所の国際エネルギー取引センターにおける原油の先物取引を認可したことを明らかにした。
中国は世界4位の石油生産国であり、世界2位の石油消費国および石油輸入国だ。石油市場の安定を維持することは国のエネルギーの安全保障や経済の安全保障にとって重要な意義をもつ。上場による原油の先物取引は中国の先物取引市場の対外開放における重要な試みだ。原油先物取引は中国初の国際化された先物取引の品種であり、今後は国際化取引決済プラットフォームを構築し、国内外の投資家やマネジメント機関を全面的に呼び込んで、中国先物取引市場の国際化水準を高めていくことになる。(編集KS)
「人民網日本語版」2014年12月13日