2014年12月30日  
 

中日対訳健康知恵袋 企画集 北京のお気に入り

Apple新浪騰訊人民LINE微信RSS
人民網日本語版>>経済

北京・天津・河北地域 商業の新たな5傾向 (3)

人民網日本語版 2014年12月30日08:15

同研究院は京津冀以外の地域に対する調査の中で、多くの消費者が買い物場所を選択する場合の重要な決め手の一つが公共交通の利便性にあることを発見した。統計によると、消費者の62.5%は公共交通機関が便利かどうかで買い物する場所を決める。多くの地方で現在、道路建設や架橋工事が行われ、交通への投資が拡大している。また公共交通を取り巻く都市の消費にはなお大きな成長の可能性があるといえる。交通の満足度調査によると、改善を望むと回答した消費者は52.7%に上ったという。

▽傾向5:構造的な商業の過剰に手がかり

京津冀一体化のスピードが加速するにつれ、新たに増えた巨額の投資がこの黄金の地域に集まってくるようになった。だが一部の地方は高級でハイグレードなショッピングセンターにばかり目をやり、実際の需要がどれほどのものであるかを忘れている。その結果、構造的な問題や局所的な過剰の問題が発生することになる。

北京の「ベッドタウン」と呼ばれる燕郊鎮では現在、面積が30万~50万平方メートルに達する商業不動産プロジェクトが複数建設中だ。だが大都市の中核的商業エリアでも、これほどの規模の商業不動産を効果的に消化しきることは難しい。それに対して人々が暮らしの中で利用したい消費、たとえばベビー・マタニティ、子育て、薬局、フィットネスなどの消費市場には、今なおスキマがあるといえる。(編集KS)

「人民網日本語版」2014年12月30日


【1】【2】【3】

関連記事

コメント

最新コメント

アクセスランキング