2014年12月2日  
 

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京津冀、交通一体化に100億元を出資へ 「1時間通勤圏」の形成に取り組み

人民網日本語版 2014年11月28日15:34

中国交通運輸部(省)の馮正霖副部長は26日、「北京・天津・河北共同発展フォーラム」に出席した際に、「交通部は現在関連部門と、北京・天津・河北共同発展交通一体化計画を策定中で、北京・天津・河北交通一体化の実施プロジェクトのリストを作成し、交通一体化が実質的な効果を得られるようにする」と述べた。新華社が伝えた。

・交通一体化、共同発展第一段階の重要分野に

馮副部長は、「リスト作成においては、インフラ、交通輸送、スマート交通、港湾・航路、総合中枢などの分野から、特に各種輸送方式の連結、都市間軌道交通、輸送の立体化などの難題の研究に向け、実現性の高い推進措置を組み込むことで、交通一体化が真の実質的な効果を得られるようにする」と発言した。

天津市交通委員会の武岱委員長は、「北京・天津・河北共同発展で、交通一体化は先に進展を実現しなければならない重要分野だ。まず交通の外から交通を計画し、特に地域的な思考回路から脱却し、狭隘な行政区分と人為的な分割を打破する必要がある。次に新たな発想と幅広い視野を活用し、単純な移転、請負、複製ではなく、より高い基準から計画を進め実行に移すべきだ」と指摘した。

河北省の楊崇勇常務副省長は、「北京・天津・河北と中国鉄路総公司は100億元(約1920億円)を出資し、北京・天津・河北軌道交通投資公司を設立することを検討中だ」と述べた。北京市交通委員会の周正宇委員長は陸路について、「人口分布と都市機能の位置付けに基づき計画を立てる。例えばG5、京昆高速道路、国道111号線、京秦高速道路、八達嶺高速道路などを天津・河北とつなげる。また他と繋がっていない30数本の道路のうち、10本を接続することを決定している」と表明した。

・北京、各地と「1時間通勤圏」で協力

周委員長は、「現段階では、管轄区域のバス専用道路の計画に取り組んでいる。北京市は公共交通の面で、各地と協力しより広範なバス専用道路計画を検討中で、1時間通勤圏、さらには一部の主要都市間の2時間通勤圏の形成に力を入れている」と話した。


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