海口基地で準備を万端に整え、出航命令を待つ救助船「南海救101」 |
中国交通運輸部(省)は、インドネシア政府からの要請を受け、救助船「南海救101」をインドネシアの海域に向けて派遣したことを明らかにした。5日午前10時に海南省海口市を出航した同船は、9日に現場海域に到着する予定で、墜落したエアアジア機のブラックボックス捜索活動に協力する。
交通運輸部はこのほか、いつ何時でも出航命令に対応できるよう、救助船「南海救115」の準備を万端に整え、永興島に待機させている。また、交通運輸部傘下の天津水運科学院の専門家チームも、サイドスキャンソナー(海底面状況探査器)などの探査機器を携え、三亜に向けて天津を出発、「南海救101」と合流した。専門家チームも現場でブラックボックスの捜索活動にあたる。 (編集KM)
「人民網日本語版」2015年1月6日