ロシアのカルーガ州オブニンスクで厳寒の10日、マンションの入り口に置き去りにされていた乳児を、マーシャという名のメスの野良猫が自分の体で乳児を数時間暖めて救うという出来事があった。中国新聞網が伝えた。
住民の1人が部屋で赤ん坊の泣き声を聞き、ドアを開けて見ると置き去りにされている男の子の乳児を発見した。野良猫のマーシャが側に座り、乳児を暖めながら舐めていた。救急隊員が現場へ急行して乳児を救急車で搬送すると、マーシャは後をついて走ってきたという。
生後数カ月のこの乳児の健康状態に問題はなかった。マーシャは緑の目を持つ毛足の長いネコで、普段はマンションの入り口の段ボール箱の中に住み、住民が餌を与えているという。(編集YH)
「人民網日本語版」2015年1月19日