世界が待ち望むダボス会議での「中国の答え」 (2)

世界が中国に注目するもうひとつの理由は、中国の世界経済に対する貢献度の高さである。ＩＭＦの統計によると、2014年の同貢献度は27.8％に達している。クラウス・シュワブは2015年、その貢献度は世界で最大となると予測している。世界銀行の最新レポートは、2015年の中国の経済成長率を、前年の7.4％から7.1％に低下すると予想している。

中国経済も減速局面にあることは否めない。中国政府が経済の安定運行をいかに図るかを、ダボス会議の参加者はつかもうとしている。このため今回の会議では中国経済の見通しや中国の対外投資の展望などに関する特別の時間帯が設けられている。

今年は中国にとって改革を深化させる初年度に当たる。中国は改革を大きく推進させ、世界に多くのチャンスを提供する。各界の予想によると、李克強首相は改革の中身と成果を世界に紹介し、対外開放政策を引き続き拡大することを宣言し、安定的に発展を続ける中国の姿を示すものとみられる。

中国はよくてこそ、世界はよりよくなる。このような簡単な道理が世界の多くの人から受け入れられている。今世界は、中国がアルプスの山の中で語るその「中国の答え」に大きな期待と信頼を寄せている。

「チャイナネット」 2015年1月20日