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北斗システム、青蔵高原の放牧に利用

人民網日本語版 2015年01月26日14:51

中国は北斗衛星測位システム(BDS)を駆使し、60万ムーの草原と7万頭の家畜のリアルタイムモニタリングを実施する。現在、青海省の一部の牧場にはデータ収集スポットが設置されており、試行区域の牧場経営者は、今年夏には北斗対応のスマート端末を使用し放牧の方針を決定できるようになる。環球網が伝えた。

北斗衛星測位システムは、中国が自主発展・独自運行中の全地球測位システムで、世界のユーザーに対して高品質の測位・ナビゲーション・時報サービスを提供し、より精度の高い情報を必要とする被授権者にさらなるサービスを提供するため尽力している。

米国のGPSと比べ、北斗システムには自主制御、安定・安全といった長所があり、特にモバイル通信のカバー範囲外となる、青蔵高原などの人口が少ない地域の牧場での使用に適している。北斗システムの測位・ナビゲーション、気象予報・警報などの機能により、自然災害や動物の伝染病が発生した際に、牧場経営者の端末に警報を出し、損失を減らすことが可能だ。(編集YF)

「人民網日本語版」2015年1月26日

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