中国航天科技集団公司が8日に発表した情報によると、中国は2015年に計20回の宇宙機打ち上げと、一連の飛行試験を計画している。計画が順調に進められれば、中国の年間宇宙機打ち上げ回数の記録が更新される。これまでの最多記録は、2012年の19回。科技日報が伝えた。
2015年は第12次五カ年計画(2011−2015年)の締めくくりの年であり、同社の打ち上げ任務が集中し、難度も高まる。同社の科学技術委員会副委員長の于登雲氏は、「中国は今年、複数の高度な技術を搭載した、研究開発が困難な衛星を打ち上げる。これには、分刻みで地球を持続的に観測できる、使用寿命の長い高軌道光学地球観測衛星、新型通信衛星などが含まれる。また一部の重大宇宙プロジェクトも今年、研究開発の重要段階に入る」と説明した。(編集YF)
「人民網日本語版」2015年1月9日