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南京の大学の宿題「異性に電話して新年の挨拶」が話題に

人民網日本語版 2015年01月27日15:30

中国では現在、春節(旧正月、今年は2月19日)を前に各大学が冬休みに入っており、各大学のユニークな「宿題」が話題になっている。例えば、東南大学(南京市)人文学院は、春節前後の18日から23日の6日間に、別のクラスの学生5人に電話をして新年の挨拶をしなければならないという宿題を出した。さらに、5人のうち1人は異性でなければならない。 中国新聞網が報じた。

この宿題を出した同学院の陸珈怡さんは、2014年から同学校で働き始めたといい、「学生としてこの学校にいた時、多くの学生が大学に4年通っていても、周りの学生のことをよく知らないことに気付いた。だから、このような宿題を出した」と説明した。

「人文を学んでいる人にとって、人間関係、どのように他の人と交際するかなどはとても重要。多くの人が現在、インターネットに頼り、微信(ウィーチャット)やQQなどを使って連絡を取り合っている。文字というのは冷たいもので、直接電話をして会話をしなければ温かさは得られない」と陸さん。

新年の挨拶を電話した後、300字の感想も書かなければならない。このような宿題をめぐっては、大学生の間で議論が巻き起こっている。同学院の学生・仲是達さんは、「この宿題は簡単。でも、あまり知らない異性の学生に電話をするのは、やっぱりちょっと緊張する」と語っている。

一方、別の学生の杜凌菲さんは、「いい経験になるし、自分を鍛える機会になる。知らない人に電話して会話をし、新年の挨拶をする。これも自己鍛錬。今後に役立つ」と前向きだ。

他にも、南京市では、「餃子を作れるようになる」や「株式を研究する」、「孔子の教えが書かれた『弟子規』を暗記する」など、ユニークな宿題を出している大学が登場している。 (編集KN)

「人民網日本語版」2015年1月27日

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