「日本のメディアが看板の写真を何度も撮影していた。管理会社にも取材をしたのだろう。管理会社は、『看板の内容がデリケート過ぎる』と頭を抱えていた。彼らの気持ちも理解できる。決して、日本人はお断りという意味ではなく、日本人も歓迎している。ただ、我々の立場を表明したいだけ」と盧さん。
レストランに入ってみると、店の中央には空母「遼寧」の形をしたバーカウンターがあった。その上方にはレールが吊されており、鉄の器がレールに掛けられている。器の底には艦載戦闘機「殲-15」の写真が貼られ、レールに沿って殲-15が旋回するという仕掛けだ。店内のいたるところに愛国の標語や写真が飾られ、天井には中国の国旗がかかっていた。釣魚島の大きな写真が壁一面に貼られ、吊り天井にも釣魚島の紹介が書かれていた。オーナー夫婦は接客時には軍服を着るという。盧さんはこれらを「全てはエンターテイメント」と語る。
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