中国が空気清浄機を独自開発、1秒で94％の殺菌を実現

仏山柯維光電株式有限公司が独自に開発した高効率紫外線空気清浄機がこのほど、国家科学技術成果の審査に合格した。広東省疾病予防コントロールセンター、広東省微生物検測センターなどの検査により、この空気清浄機が0.2−1秒内に、94％以上の菌を殺菌できることが分かった。科技日報が伝えた。

この空気清浄機は高速・高効率の紫外線空気清浄の機能を持つほか、30立方メートルの実験室内で1時間稼働させたところ、ホルムアルデヒドを60％以上、PM2.5を97％以上除去することができた。中国疾病予防コントロールセンターの張流波研究員ら審査委員は、同製品が高効率・高強度の紫外線発生技術を持ち、迅速な消毒、持続的な稼働、二次汚染を生まないといった特長を持つことを認めた。その技術は国内トップレベルに達しており、紫外線による高速消毒技術は世界先進水準に達している。

広州呼吸疾病研究所の黄慶暉副所長は、「同製品は大型の公共の場での消毒・殺菌、空気清浄に適しているほか、腫瘍、火傷、伝染病などの患者の病室といった空気に含まれる細菌に敏感な場所で用いることができる」と説明した。（編集YF）

「人民網日本語版」2015年2月3日