2015年6月3日  
 

中日対訳健康知恵袋 企画集 北京のお気に入り

Apple新浪騰訊人民LINE微信RSS
人民網日本語版>>経済

免税商品もネットで購入可能に 広州に「保税店」 (2)

人民網日本語版 2015年02月04日14:51

同公司の張建華総経理(社長)は、「公式サイトは弊社の大本営。公式サイトの商品は種類が整い、供給源も備わり、注文を受ければその日のうちに発送できる。価格はオフラインの価格と同じで、長い列に並んで争って購入する必要もない」と話す。

▽「保税店」ではなく、単なる「展示体験店」

監督管理部門はこの初の「保税店」が引き起こした社会的な関心に注目している。黄埔税関は、「美悦優選が広州市エリアに設立した体験店は、保税店や免税店ではない」という。

免税店とは、税関総署の認可を受けて設立されるもので、規定された対象者に向けて免税の商品を販売する商店のことだ。免税店で扱う輸入商品は関税を納める必要がないので、価格は一般市場よりも安くなる。保税店という言い方は正確ではない。あるのは保税区だけで、これは保税倉庫区とも呼ばれ、国務院の認可を受けて設立され、税関が特殊な監督管理を実施する経済エリアのことだ。海外の商品が保税区に入り保管される場合は、輸入関税を納める必要はなく、保管にかかる費用と少額の費用を支払うだけでよい。一般的には、保税区に入った貨物が税関を通る場合には関税を納めなければならない。

黄埔税関によると、同公司が広州市内で開設した店舗は、実際には初の「保税エリアの商品の展示取引と海外通販が一体化した体験店」であり、広州保税区外の実体店舗の延長型プラットフォームであり、対外貿易の通販と結びついた、「O2O」のオフライン体験店だ。保税エリアの商品の展示取引とは、実物をオフラインで展示しオフラインで取引するものだ。対外貿易の通販の保税輸入は税関総署の認可同意を受けて広州市が展開する対外貿易通販ビジネスサービステスト事業の事業モデルの一つで、ネットワークを利用してオンラインで展示と取引を行うものだ。(編集KS)

「人民網日本語版」2015年2月4日


【1】【2】

関連記事

コメント

最新コメント

アクセスランキング