中国人民銀行(中央銀行)は、今月5日から金融機関における人民元建ての預金準備率を0.5%引き下げることを決定した。同時に、構造調整を支える金融機関の能力を一層強化するため、また小規模・零細企業、「三農」(農民、農村、農業)、重要な土木プロジェクト建設への支援を強化するため、小規模・零細企業への貸出の比率が一定の引き下げ基準に達した都市商業銀行、県レベル以外の農村商業銀行については預金準備率をさらに0.5%引き下げ、中国農業発展銀行についてもさらに4%引き下げる。新華網が伝えた。
人民銀は引き続き穏やかな金融政策を実施し、緊張と緩和のリズムを適切に保ち、資金貸出と社会的融資の規模を安定的かつ適切に拡大して、経済の健全で安定的な運営を促進するとしている。(編集KS)
「人民網日本語版」2015年2月5日