日本政府観光局のデータによると、2014年に訪日した外国人観光客の中で、中国大陸部からの観光客は第3位の240万9200人で、前年比83%の急増となっている。
携程旅行網の最新データによると、今年の春節の日本旅行市場の人気は例年の2倍となっている。主な要因は2つある。(1)19日から日本は中国人向けの個人観光の3年マルチビザの発給要件を緩和するとともに、高所得者層に対するマルチビザの有効期限を5年に延長したこと(2)2014年の免税対象品の範囲が徐々に拡大されたこと。さらにこれに円安傾向も加わり、日本は比較的便利で、買い物でもお得な海外旅行先となった。
日本の隣国・韓国も同様に春節期間の人気の海外旅行先となっている。携程旅行網が最近発表した「2015年春節海外旅行の需要・動向レポート」によると、2015年春節の最も人気の海外旅行先は韓国と日本でそれぞれ1位と2位となっている。
今年は、昨年7月に習近平国家主席が韓国を訪問した際、両国首脳が決定した「中国観光年」だ。また、韓国観光局の最新データによると、2014年の訪韓中国人観光客の数は、延べ610万人を超えている。携程旅行網のデータによると、韓国はすでに中国人最大の海外旅行先となっており、その主役は80後と女性となっている。ビザ手続きの簡略化や交通の利便性、文化の魅力などが中国人観光客が韓国旅行を選択する主な要因となっている。 (編集MZ)
「人民網日本語版」2015年2月6日