9日に開催された2015年全国観光市場活動会議で、国家観光局の杜江・副局長は、14年の中国の観光市場は、安定した成長を実現したと強調した。人民日報が報じた。
14年、インバウンド(訪中外国人)市場が回復し、前年比0.27%増の延べ2636万人だった。一方、海外旅行に出かけた(アウトバウンド)中国人旅行者の数が初めて1億人の大台突破。前年比19.49%増の延べ1億700人だった。中国の国内旅行者の数は前年比10.67%増の36億1100万人だった。観光における年間総収入は前年比14.7%増の3兆3800億元(約64兆2200億円)。うち、国際観光收入が前年比10.16%増の569億ドル(約6兆7142億円)だった。
杜副局長は、「現在、世界経済は安定しており、国際観光業は引き続き成長。アジア太平洋地域の観光業も見通しが明るい。中国経済は発展に向かった基本的な姿を変えておらず、観光発展に向けた政策環境はさらに有力になる」との見方を示した。(編集KN)
「人民網日本語版」2015年2月11日