初めて日本で寿司を食べる代表団の学生たち
公益財団法人・日中友好会館は9日夜、ホテルイースト21東京で香港の高校生代表団71人の歓迎レセプションを行った。同レセプションには、在日中国大使館、外務省アジア大洋州局、香港経済貿易代表部の職員らが出席し、あいさつした。新華網が伝えた。
在日中国大使館の陳滔偉二等秘書官はあいさつで、「青少年の学生諸君が中日友好のために現実的かつ長期にわたる貢献を果たすことを信じている」と述べた。
香港の女子高校生の謝恵氷さん(16)は、「以前からかなり多くの日本文化を知っていたが、今回最も印象深かったのは、日本人の人への接し方が、礼儀正しくて親切で丁寧だったこと。あと、今回の1番の希望は、日本人の友人を作ること。SNSの連絡先やメールアドレスを交換して、帰国してからも連絡を取り合い、交流していきたい」と抱負を語った。
日本政府は2007年から東アジアの青少年を日本に招聘して、訪日活動に参加させる「21世紀東アジア青少年大交流計画」を実施している。内容は、日本のハイテク文化施設の見学や、日本の家庭でのホームステイ、日本の学校や地元の青少年との相互交流など。これらの活動を通じて、訪日した東アジアの青少年に日本の文化的な魅力を伝えることを主旨としている。
今回、日本側が招聘した香港の高校生代表団は、2015年に入って、第2陣の青少年代表団となる。代表団に参加しているほとんどの学生が日本に訪れるのは初めてだという。代表団の訪日期間は1週間。 (編集MZ)
「人民網日本語版」2015年2月13日