中国外交部(外務省)の華春瑩報道官は12日の定例記者会見で「米国はインターネットに関して世界最先端の技術と世界最強の力を持つ国として、真っ先に自ら手本を示すべきだ」と表明した。
――米国のモナコ大統領補佐官(国土安全保障・テロ対策担当)は10日の講演で、サイバー攻撃の脅威として中国などの国を名指しで非難した。米国のサイバーセキュリティー企業も中国人ハッカーが米誌フォーブスのウェブサイトに侵入し、米国の国防・金融企業への攻撃を試みたと指摘した。これについてコメントは。
中国側は関連する原則と立場をすでに繰り返し明らかにしている。中国政府はいかなる形のハッカー行為にも断固として反対し、法にのっとって取り締っている。サイバー攻撃は世界的問題であり、国際社会が協力して対処する必要がある。各国は互いに猜疑するのではなく尊重し合い、対立し非難するのではなく意思を疎通して信頼し合い、サイバー空間の平和・安全・開放・協力を共同で守るべきだ。
米国はインターネットに関して世界最先端の技術と世界最強の力を持つ国として、真っ先に自ら手本を示すべきだ。米側が中国側に対するいわれなき猜疑と非難を止め、サイバー空間の平和と安全にプラスとなる事をもっと行うよう希望する。(編集NA)
「人民網日本語版」2015年2月13日