在上海米国総領事館にセダン衝突　飲酒運転の可能性なし

上海市公安局公式微博（ウェイボー）によると、12日午後9時43分ごろ、烏魯木斉（ウルムチ）南路を北から南に走行していたトヨタの黒色セダン（ナンバープレート：閩EBX537）が突然右折し、淮海中路1469号にある在上海米国総領事館のガードレールに衝突した後、停車した。これにより、武装警察官1人が軽傷を負った。付近をパトロールしていた警察官がただちに現場に駆けつけ、武装警察官とともに事故を起こした車の運転手を取り押さえた。人民網が報じた。

警察の取り調べによると、運転していた男は、福建省三明市建寧県出身の劉道傑（35）。劉は、「地元で立ち上げた会社が成功して大きくなり、いつも誰かに追いかけられている気がする。だから、事件を起こして世間から注目されようと思いついた。今日、杭州から上海まで車でやってきた。ここで武装警察官の詰所を見かけたので、車でぶつかろうとした」と話している。取り調べを受けている間、劉は混乱した様子で、話し方もしどろもどろだった。今のところ、飲酒運転や麻薬使用の可能性はほぼ排除されている。現在も、より詳しい取り調べが進められている。（編集KM）

「人民網日本語版」2015年2月13日