中国の王毅外交部長(外相)は国連安保理公開討論の議長を務める。中国外交部(外務省)の華春瑩報道官が16日の定例記者会見で明らかにした。
華報道官は「中国は今年2月の国連安保理議長国だ。中国は2月23日に『国際的な平和と安全の維持:歴史を鑑として、国連憲章の趣旨と原則への揺るぎないコミットメントを再確認する』をテーマに安保理公開討論を開催することを提案した。王外交部長(外相)が安保理議長として出席し、会議の議長も務める」と説明。
「今年は国連創設および世界反ファシズム戦争勝利70周年だ。中国側が今回の会議開催を提案したのは、歴史を銘記し、未来を展望するプラットフォームを各国に提供し、世界の平和と安全を維持するという安保理の揺るぎない決意を国際社会に示し、協力・ウィンウィンを核心とする新型の国際関係の構築を後押しし、国連創設70周年記念行事を全面的に始動することを旨としている」と述べた。(編集NA)
「人民網日本語版」2015年2月17日