中央改革全面深化指導グループ第10回会議が27日午前、北京で行われた。会議では「中国サッカー改革全体案」が審議、採択された。人民網が伝えた。
会議は、「中華民族の偉大なる復興を実現するという中国の夢は、中国のスポーツ強国の夢と密接な関係がある。サッカーの発展と振興は、スポーツ強国を建設する上で必然的な要求であり、全国民の期待でもある」と強調。さらに、以下のような観点が示された。
サッカーの発展と振興を阻害する体制・枠組み面の弊害を克服し、より良い体制を整えなければならない。サッカーの発展の法則に従い、国情に立脚すると共に他国の経験を参考にし、長期的な視野を持つと共に基盤固めを重視し、革新・再建と問題の解決を組合せ、国家体制と市場体制を組合せ、絶えず研究、総括し、改善を進めていく必要がある。
サッカー事業の発展・振興の鍵となるのは、正しい道を歩み、根気強く努力し続けること。サッカー人口の基盤固めを重視し、児童・基層・国民レベルから人材の基礎を強化する必要がある。キャンパスサッカー、新型サッカースクール、プロサッカークラブ、社会人サッカーなど、様々な育成手段を結びつけ、より力強く、活力あふれるサッカー事業の発展を推進する。
スポーツ界、特にサッカー界はチャンスをつかみ、大胆な改革と模索を行う必要がある。中国のサッカー発展・振興の新体制を模索するだけではなく、スポーツ管理体制改革深化の新たな道を探さなければならない。(編集SN)
「人民網日本語版」2015年2月28日