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杭州女子サッカークラブ、高額報酬で日本人コーチ陣を招聘

人民網日本語版 2015年02月15日10:34

JFA公認S級指導者ライセンスを有する前田浩二コーチ

浙江省杭州市桐廬県にあるサッカートレーニングセンターのグラウンドで、日本人コーチの前田浩二氏が大きな声で叫びながら、選手たちにもっと速くボールをパスするように指示している。前田氏の隣には、細田信一郎氏と田口飛翔氏の2人のアシスタントコーチが2つのサッカーボールを持っている。これは、練習が途切れないように、いつでも選手にボールを出せる準備をしているからだ。杭州女子サッカークラブは今週から正式に3人の日本人コーチと契約を交わした。サッカークラブの代表者・徐劭氏は、「国内のコーチに比べると、外国コーチの報酬は非常に高い。高額な報酬で日本人コーチを招聘したと言っていい」と語った。

■なぜ外国人コーチを雇ったのか?

中国全国運動会ベスト3入りの高い目標を実現するため大金を投じる

杭州市サッカー管理センターの高蘇杭センター長は、「世界でもトップレベルの日本女子サッカーは、ワールドカップの優勝経験もある。そのため、我々は、日本のやり方を学ぶことに決めた」と語る。中国スーパーリーグの杭州緑城で2年間監督を務めた岡田武史元監督もコーチ選びに一役買ってくれた。最終的に、杭州女子サッカーは3人の候補者に絞り、その中から最終的に岡田武史監督の評価が非常に高かった、前田浩二監督を選んだ」と説明した。

現在、中国サッカー界の状況は良くなってきた。これも、杭州女子サッカークラブが高額を払って外国人コーチを招聘した要因の一つでもある。これまで杭州女子サッカーチームはリーグ戦の決勝リーグに進むことも難しいほど低迷していた。現在チームは2017年の天津で開催される中国全国運動会でベスト3に入ることを目標としている。


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