22日、相手から必死でボールを奪おうとする中国の武磊選手(左)
北京時間22日午後6時、「AFCアジアカップ2015」オーストラリア大会準々決勝で、中国代表は主催国オーストラリアに0―2で敗れた。だが、中国にとって本大会最後の試合となったこの試合が終わった時、大変感動的なシーンが見られた。会場のブリスベン・スタジアムに応援に来ていた中国のサポーターが続々と、各自の携帯電話のライトを選手たちに向け、彼らに対する敬意と自分たちとの一体感を示したのだ。
〇アラン・ペラン監督、選手たちのパフォーマンスに「満足」
データにも表れていたが、今回の中国―オーストラリア戦は、全く一方的な試合でオーストラリアが快勝した。だが、アラン・ぺラン監督も、中国のサポーターも、選手たちを責めることはなかった。彼らは本当にやるだけのことはやった。
結果的には、準決勝に駒を進めることはできなかったが、中国代表は、予選リーグからの4回の試合で、十分に満足できるプレーを見せた。特に、グループリーグでの3試合では、中国は、長い間勝ち星を挙げたことのなかったサウジアラビアとウズベキスタンを打ち破り、早々とグループ首位で決勝トーナメント進出を決めた。グループリーグ最終試合では、2対1で朝鮮を下し、アジアカップで初めてのグループリーグ3連勝を果たした。
試合終了後、会場で応援していた中国のサポーターは、「中国はこれからも努力し、みんなの期待を裏切らない」という合言葉を唱えた。サポーターにとって、勝敗の結果だけが唯一の評価基準ではない。選手たちの必死の努力に彼らは十分満足したのだ。(編集KM)
「人民網日本語版」2015年1月23日