2015年6月3日  
 

中日対訳健康知恵袋 企画集 北京のお気に入り

Apple新浪騰訊人民LINE微信RSS
人民網日本語版>>経済

2014年、中国の投資家の海外不動産投資額が1兆2000億円に

人民網日本語版 2015年03月04日15:36

米系不動産情報サービス大手CBREが2日に発表した統計によると、2014年のアジアの投資家の海外不動産に対する投資額は前年比23%増の400億ドル(約4兆7600億円)に達し、過去最高額となった。中でも、中国大陸部の投資家の同投資額は前年比25%増の101億ドル(約1兆2019億円)に達し、シンガポールに次ぐアジア2位となった。3位は香港。国際商報が報じた。

投資額を引き上げているのは、続々と出現する、中国の保険会社(前年比100%増)や不動産会社(前年比310%増)さらに台湾の不動産会社などの新しい投資家だ。

投資家の投資戦略の変化に伴い、近年投資先にも変化が生じている。2013年、海外投資の60%が、世界の5地域に集中していたものの、14年にはその5地域の割合が39%にまで低下した。そして、フランスのパリや米国のロサンゼルス、サンフランシスコ、ワシントンなどが、新たな投資先となっている。

統計によると、アジアの投資家は、投資先の多様化を求めており、ホテルや産業用不動産が人気となっている。しかし、主流は依然としてオフィスビルだ。アジアの投資家に人気なのはEMEA(ヨーロッパ、中東、アフリカ)で、投資額は前年と並ぶ137億ドル(約1兆6303億円)だった。その他、投資額が増加している地域は、米国(前年比20%増)、環太平洋地域(前年比33%増)、アジア内部地域(前年比58%増)などだった。アジアだけを見ると、最も主要な投資先は日本で、次が中国となっている。(編集KN)

「人民網日本語版」2015年3月4日

関連記事

コメント

最新コメント

アクセスランキング