ユネスコが発表した情報によると、中国科学技術大学の謝毅教授を含む、世界各国の5人の女性科学者が、2015年度の「女性科学者賞」を受賞した。新華網が伝えた。
謝教授は同賞を受賞した4人目の中国人女性科学者だ。これまで中国科学院院士の李方華氏が2003年に、中国香港科技大学教授の葉玉如氏が2004年に、中国香港大学教授の任咏華教授が2011年に受賞していた。
ユネスコが発表した情報によると、謝教授は無機化学分野の卓越した貢献により同賞を受賞した。ユネスコは、「謝教授は汚染物質削減、エネルギー利用効率の向上の研究に取り組み、未来に大きな利益をもたらした。謝教授は地球環境保護の事業に貢献し、かつ環境問題に対応する革新的かつスマートなソリューションプランの模索を続けてきた」と評価した。
ユネスコと仏ロレアルグループが創設した同賞は、科学の進歩に卓越した貢献を成し遂げた女性を五大陸から毎年5人選出している。女性科学者の卓越した成果を表彰し、その科学研究事業に支援を提供することを目的としている。
今年の授賞式は、3月18日にソルボンヌ大学で執り行われる。(編集YF)
「人民網日本語版」2015年3月6日