反腐敗国家立法の推進、国家安全法の制定、大気汚染対策法の改正……「今年は重点分野の立法を強化する」。張徳江・全人代常務委員長は8日午後、第12期全人代第3回会議の第2回全体会議で立法活動、監督活動、代表活動、対外交流の7方面から全人代常務委員会活動報告を行った。北京晩報が伝えた。
■反腐敗国家立法
今年の主要課題について張氏は「今年は重点分野の立法を強化する。民主政治立法の整備、選挙法、地方組織法、代表法、行政復議法の改正などだ。反腐敗国家立法を推進し、行政監察法の改正を検討する。社会分野の立法を推進し、コミュニティー矯正法、反ドメスティック・バイオレンス法、中医薬法、慈善事業法を制定し、食品安全法、赤十字法を改正し、刑法改正案を可決する」と述べた。
■国家安全法を対スパイ法に改める
総合的国家安全観を貫徹実施し、国家安全法治整備を加速するため、常務委員会は立法活動計画を速やかに調整し、取り組みを強化する。第1に元々の国家安全法を対スパイ法に改め、対スパイ活動を強化する。第2に新たな国家安全法案を審議し、国家安全分野の法律制度を統率する。第3に反テロ法、国外非政府組織管理法などの法案を審議し、重点分野の国家安全活動の法治化を推進する。(編集NA)
「人民網日本語版」2015年3月10日