米軍当局がこのほど発表した報告書「21世紀の海軍力のための協力戦略」で「武力による威嚇の手段で領有権主張を推し進めており、海洋部隊の建設は透明性を欠き、緊張と不安定をもたらしている」と中国を非難したことについて、国防部(国防省)は18日「米側が客観的で公正な立場に立ち、無責任な発言を止めるよう希望する」と公式ウェブサイト上で応じた。
国防部報道事務局は「中国は平和的発展の道を堅持し、防御的国防政策を遂行しており、国防・軍隊建設の強化は国の安全を守るためであり、いかなる国も標的にせず、威嚇していない。海洋問題における中国側の立場は一貫した、明確なものであり、公開してもいる。米側が客観的で公正な立場に立ち、無責任な発言を止め、中米両軍の相互信頼の強化と新型の軍事関係の健全な発展の推進にしっかりと努力することを希望する。」と表明した。(編集NA)
「人民網日本語版」2015年3月19日