国家発展改革委員会(発改委)は2011年、「第12次五カ年計画(2011-2015)資源総合利用指導意見」、「大口固形廃棄物総合利用実施案」を発表した。
これらの指導意見・実施案によると、中国の主な再生可能資源の回収利用率は2015年中に70%に達することになる。うち、年間総生産量に占める再生銅の比率は40%、再生アルミは30%、再生鉛は70%に引き上げられる。科技日報が伝えた。
資源総合利用は、多くの業界・部門・分野に関わる。同指導意見は、資源総合利用の特徴と経済・社会発展の需要に基づき、発展に必要で、不足している大口資源、戦略的資源、希少資源を軸とし、排出量とストックが多く資源化の潜在力が高い廃棄物の大量利用と活用を重点とし、再生資源回収システムの構築と産業水準の向上で打開を図り、▽共生・随伴鉱物の総合開発利用や産業廃棄物の総合利用を含む従来の重点分野▽海洋廃棄物・廃棄紡績品の回収利用など、一定の将来性を持つ新興分野――を含む31の重点分野を確定した。(編集YF)
「人民網日本語版」2015年3月19日