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遼寧省 紅沿河原発3号機、送電を開始

人民網日本語版 2015年03月24日11:01

遼寧省の紅沿河原発3号機が3月23日昼、初の送電網接続発電に成功した。これで、同原発の原子炉は計3基となった。2009年3月に建設が開始された3号機の国産化率は80%に達し、国産化の水準は1・2号機よりさらに引き上げられた。原子炉制御棒駆動システムが初めて国産化されたほか、原子炉圧力容器、蒸気発生器、蒸気タービン発電機などの重要設備はいずれも国内メーカーから供給され、中国原発設備製造業の発展が促進された。また3号機の原子炉圧力容器、原子炉建屋用天井クレーンなどの設備は大連市のメーカーによって製造され、現地の先端製造業のさらなる飛躍が促された。人民日報が伝えた。

3号機は中国広核集団の自主ブランド「CPR1000」原発技術を採用し、高いエコ効果を持つ。同等の規模の火力発電所と比べ、標準石炭換算で毎年250万トン分を節約でき、二酸化炭素の排出量を603万トン、二酸化硫黄の排出量を5万8000トン削減できる。総合的な温室効果ガス削減効果は、1万6500ヘクタールの森林に相当し、大連地区のPM2.5の濃度を3.7%引き下げることができる。推算によると、節約される標準石炭は貨車(満載)5万両分に相当し、大連市と長春市(距離は約700キロ)をつなげることができる。(編集YF)

「人民網日本語版」2015年3月24日

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