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中国の第3世代原子炉技術、南アにPR

人民網日本語版 2015年03月23日13:05

南アフリカの首都プレトリア郊外に位置する南ア原子力公社(NECSA)で19日、同社の年次総会が開かれた。出席者らは、南アフリカが1965年に建造した第1号原子炉「トラベラー」の、稼働開始50周年を祝った。中国国家核電技術公司の王炳華董事長(会長)は、中国の第3世代原子炉技術「CAP1400」のPRを行った。科技日報が伝えた。

南アフリカ、中国、ロシア、フランスの経営者・専門家は会場で、原子力エネルギーの発展、原子力エネルギーと排出削減、福島原発事故の教訓、業界の監督管理、国民との意思疎通などを巡り交流を行った。

王董事長は「協力が100年間の原発の青写真を描く」と題したスピーチの中で、「中国は独自の知的財産権を持つ第3世代原子炉技術・CAP1400の開発に成功している。同技術はパッシブセーフティシステムを採用し、福島原発事故の経験と教訓を十分に汲み取り、多くの設計の改善を行った。また厳格な試験・検証を行い、世界の原発の最新安全基準を満たした。同技術は中国の新たな第3世代原発建設の、主な技術路線の一つになっている。CAP1400の2基のユニットは、今年上半期に建設を開始する予定だ」と説明した。

王会長は取材に対し、「南アフリカ政府と原発専門家は、技術の先進性を非常に重視している。中国の第3世代原子炉技術は世界で最も先進的で安全な技術だ」と語り、南アフリカの原発プロジェクトへの参与に自信を示した。(編集YF)

「人民網日本語版」2015年3月23日

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