ドイツ格安航空会社ジャーマンウイングスの旅客機9525便(A320機)が24日、フランス・アルプスの山深い場所に墜落し、乗客144人、乗員6人の計150人が死亡した事故で、米ホワイトハウスの国家安全保障会議(NSC)ののミーハン報道官は、「現時点でテロに関係する兆候はない」との見方を示した。事故原因究明のため、ブラックボックスの回収が急がれる。中国新聞網が海外メディアの報道を引用して報じた。
フランスのオランド大統領は、「墜落現場は山岳地帯で、接近が非常に困難な場所。数時間かかる」と語った。また、スペイン国王は、「生存者はいないと思われる。乗客には多くのスペインやドイツ人、トルコ人が含まれていると見られる」と話した。
墜落事故が起きたプロヴァンス県の憲兵によると、事故機の大きな残骸12個を含む残骸が確認されている。ある地元議員によると、残骸は最も大きいもので自動車ほどの大きさという。(編集KN)
「人民網日本語版」2015年3月25日