24日、パリで事故について会見を行う仏オランド大統領(動画のキャプチャ画像) |
スペインのバルセロナからドイツのデュッセルドルフに向かっていた、ドイツの格安航空会社ジャーマンウイングスの旅客機9525便(A320機)が、フランス・アルプスの山深い場所に墜落した事故で、フランスのオランド大統領は、「乗客乗員の安否については極めて厳しいと見ている」と述べた。新華網のドイツベルリン支社の記者・唐志強さんによると、現地メディアは、乗客の大多数がドイツ人と報道しているという。新華網が報じた。
唐さんによると、墜落した飛行機には乗客乗員合わせて約150人が乗っており、墜落した原因はまだ分かっていない。事故発生後、ドイツのアンゲラ・メルケル首相は、報道官を通して「悲痛な事故のニュースに心が痛む」とコメントを出した。また、同国のシュタインマイヤー外務大臣は、亡くなったと見られる乗客の遺族に哀悼の意を表し、外務省が対策グループを立ち上げたほか、事故専用ホットラインも設置したことを明らかにした。メルケル首相は、オランド大統領やスペインのマリアーノ・ラホイ・ブレイ首相と電話で協議を行った。
唐さんによると、墜落したA320機はドイツのルフトハンザ航空傘下の格安航空会社が所有するもので、デュッセルドルフからバルセロナに到着した後、デュッセルドルフに戻る途中だった。(編集KN)
「人民網日本語版」2015年3月25日