米国特許商標庁はこのほど、アップルの新たなロック解除の特許を登録した。ユーザーは自撮りにより、iPhoneのロックを解除できるという。
この技術は携帯電話のカメラによってユーザーの顔を撮影・分析し、その写真と携帯電話の持ち主の顔が「マッチ」した場合、自動的にロックを解除する。アップルは特許について、「同技術により、時間を費やす煩わしいロック解除の必要がなくなる」とした。
アップルが今後iPhoneに同技術を搭載すれば、指紋やパスワードによるロック解除の必要がなくなり、自撮りを行うだけで良いことになる。しかしシステムが顔を正確に認証できなければ、ロックが解除されない。アップルはまた、友人や家族など、権限を持つその他のユーザーの認証にも用いることができるとしている。
アンドロイド携帯にも「スマートロック」と呼ばれる自動ロック解除機能がある。同機能はユーザーの顔を認証すると、ロックを解除することができる。しかしグーグルは、顔認証によるロック解除の安全性は、パスワードに及ばないと判断している。(編集YF)
「人民網日本語版」2015年4月2日