アップルがこのほど発表したiOS8.3テスト版では、顧客のニーズを満たすため、新たに300以上の表情を追加しているが、それが逆にインターネット利用者の不評を集めている。アップルが批判を集めるのは初めてではなく、同社の発表した機能の中には数多くの「弱点」がある。人民網が伝えた。
iOSの新しい表情「こんな黄色い顔のアジア人を見たことはない」
これまでiOSシステムの「emoji」の表情は国旗やキャラクターなどが不完全で、アップル社は「人種主義」と批判されていた。今回は様々な皮膚の色のキャラクターや性別などを選び、家族メンバーを登録でき、また新たに32カ国の国旗や様々な民族衣装、食べ物などの絵を加えている。もっとも、それでも引き続きネット利用者からは「これはアジア人なのか、それとも黄疸患者か?」「食べ物の中に餃子や肉まんはないのか?」といった批判が寄せられた。