中国外務省の華春瑩報道官は7日、北京での定例記者会見で、イエメン情勢の悪化に重大な懸念を示した。
華報道官は、関連する国際法を遵守し、イエメン滞在の要員撤退に協力するよう関係各方面に求めると同時に、「情勢の緩和と政治的解決を促す面において、国連安保理には建設的な役割を発揮してほしい」と述べた。
イエメン情勢の悪化を受けて、在イエメン中国大使館と在アデン中国総領事館が臨時閉鎖された。華報道官は「これ以上、市民の犠牲を出さないためにも、いち早く停戦するよう」関係各方面に呼びかけた。
中国国際放送局日本語版 2015年4月8日