2015年6月3日  
 

中日対訳健康知恵袋 企画集 北京のお気に入り

Apple新浪騰訊人民LINE微信RSS
人民網日本語版>>写真>>社会

オランダ 10年毎日駅のイスで「思考」するネコ

人民網日本語版 2015年04月20日13:22

オランダ・ロッテルダム市のあるネコが最近ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)で人気を集めている。このネコは過去10年にわたり、毎日Kralingenにある路面電車の駅を訪れている。華商報がオランダテレグラーフ16日付報道として伝えた。

白黒まだらのこのネコはAkeという名前で、飼い主と一緒にエラスムス・ロッテルダム大学近くに住む。過去10年の間、Akeは毎日食事の後で駅を訪れ、同じベンチに座って「思索する」のを好み、時には列車を待つ人の膝の上で日向ぼっこすることもある。1日が過ぎるとAkeは自宅へ帰るか、駅で飼い主が迎えに来るのを待つ。

列車の操縦士、スティーブンさんは「この路線で10年以上操縦しているが、毎日あのネコがあそこに座っているのが見える。外が雨で待合室が混み合っている時も、ネコをイスから追い出す人はいない」。

Akeは付近の住民や列車関係者の間で有名で、Akeがいつも座る場所は「専用席」にもなっている。ある人は「この席はあの白黒のネコの使用専用です」とイラストつきの掲示を貼っている。

駅で「常駐」するだけでなく、Akeは列車に乗ってあちこちに出かけることもある。もっともどこに行っても、最後にはこの駅に送り戻されてくる。「皆があのネコを知っている。ここへ帰ってくるべきだと知っているんだ」とスティーブンさんは地元のテレビ局の取材に語った。(編集YH)

「人民網日本語版」2015年4月20日

関連記事

コメント

最新コメント