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米第7艦隊旗艦が訪中、中米艦艇が合同訓練

人民網日本語版 2015年04月27日15:30

 米第7艦隊旗艦の揚陸指揮艦「ブルー・リッジ」は24日、5日間の湛江訪問を終えて、湛江沖の某海域で南海艦隊の揚陸艦「井崗山」と通信連絡、艦隊運動、海上合同捜索救難を中心とする合同軍事訓練を実施した。中国新聞網が伝えた。 

 午前に両艦はまず「海上における不測の遭遇時の規則」の理解と使用について通信演習を実施。その後交互に指揮艦を務め、艦隊の加速と減速、隊形変更などの訓練を実施した。

 午後には海上合同捜索救難訓練を実施した。某国の商船に火災が起きて船員が海に転落し、国際救援の要請があったと想定。「井崗山」は救援要請信号を受けると、直ちに「ブルー・リッジ」に連絡。両艦は海上捜索を強化すると同時に、艦載ヘリを直ちに出動して、海空合同捜索救難活動を行った。15分後に「井崗山」の艦載ヘリが転落者と想定したダミーを発見。空中救助チームが直ちに引き上げ、艦上に搬送して医療活動を行った。その後、「ブルー・リッジ」も別の転落者を発見、救助した。

 午後5時35分、揚陸艦「嵩山」を事故を起こして出火した某国商船と想定。中米艦隊は信号を受けると直ちに隊形を変え、現場へ高速で移動。直ちに救護ボートと医療要員を出動すると同時に、消火活動に当たった。双方の緊密な連携によって、火は消し止められた。その後、双方は訓練の終了を宣言した。

 中国側指揮官を務めた南海艦隊某揚陸艦支隊の連建立副支隊長は「今回の訓練によって両国海軍の理解と協力がさらに深まり、海上の突発的事態への対応能力と多様な軍事任務の合同遂行能力が高まり、所期の目的が達成された」と述べた。(編集NA)

 「人民網日本語版」2015年4月27日

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